「待たせたな」
祭司はそう言うと直ぐに、「イエスはだれか?」と訊いた。ユダがイエスに近づき、「師よ」と言って、自分の唇をイエスの唇に押しあてた。イエスはユダを抱きしめた。
きっとそれはユダに対する感謝を表したのでしょう。そういえば妻のマリハムもイエスにキスしました。でもイエスは彼女を抱きしめなかった。なぜかな? それはおいて、このあとハプニングがおこります。それはまた。
『マルコによれば』第2章について書いてきました。ここでちょっとこの章について感想を述べてみます。 本章は時系列からいうと第1章(プロローグ)の前に位置します。第1章はイエスの「 公生涯 」に沿った物語展開でした。本章はその前史で、作者が想像的に描いたものですが、イエスがキリ...
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