案の定、ピラトは祭司たちの前に現れた。かれは緊急時に備え、胸甲を身に着け、長靴(ちょうか)を履いていた。その風貌は狡猾そうな目と相俟って、ある種の猛禽を彷彿させた。
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第2章について
『マルコによれば』第2章について書いてきました。ここでちょっとこの章について感想を述べてみます。 本章は時系列からいうと第1章(プロローグ)の前に位置します。第1章はイエスの「 公生涯 」に沿った物語展開でした。本章はその前史で、作者が想像的に描いたものですが、イエスがキリ...
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さて前からのつづきです。ペトロは処刑されるのがイエスの望みだという理由をみんなに説明します。それは「 人の子 」 として「 一粒の種 」になるためだというのです。「 人の子」も「一粒の種」も、すでにイエスから聞いたことがあるのですが、まさかそれが死ぬことだったなんて! しか...
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4節です。 その日 ―― 過越祭を控えたある日 ―― ユダは、神殿内にあるサンヘドリン(最高法院)に出向いた。 いよいよユダは神殿に乗り込んでゆきます。サンヘドリンはユダヤの国会や最高裁のようなところなんでしょう。権力と権威の中枢。 神殿といえば、現在では「...
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