第二節はイエスの受洗だけではなく、先生のヨハネとイエスの会話(問答)がつづいていてとても面白いし、イエスが「人の子」という特別な人格に気づいていくうえで、重要な契機となるような記述がみられます。
小説ではヨハネは占星術の専門家みたいで、そこも興味深いけど(小説読んでね)、なによりもヨハネがイエスに「ひとつの星」について語るところが、さっき言った「重要な契機」となるところです。
わたしは律法に記された星のことを考えると、おまえのことが思い浮かぶ。そこに何か宿命的なものを予感するのだ
こう言って、ヨハネはイエスにその星がイエスであることをほのめかします。
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