二人の男がユダを迎えた。一人は審問官、もう一人は書記官であることをユダに告げた。審問官は三十歳くらいの頭が禿げかかった片目が斜視の小男で、書記官は控え目で律義そうな男であった。
この人物紹介、とくに審問官は、じつは重要人物です。だれかわかりますか? 今度のテストに出るかも……
それはともかく、ユダは時間をかけて審問官とやりとりします。
審問官はイエスの行動を批判して、そんなことをして喜ぶのはヘロデ(ユダヤ側の支配者)やローマのほうではないかと言ってユダを諭します。
たしかに言えてるところはあるけど、ユダは心の中で反発します。
だがそういう理屈で人々を支配するかれらの性根は穢いと思われた。人々から搾りとった貢税で自分たちの懐を肥やしておきながら、人々を見下すことが許せなかった。
でもユダは抗議するためにここに来ているのではないことを肝に銘じています。
それで心の中とは真逆のことを口に出すのです。
おれがここに来たのはあの男の疑いを晴らすためではない。
きょうはここまでにします。
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