2017年10月26日木曜日

ゲッセマネ

 7節に入ります。
 ここは有名なゲッセマネの場面です。聖書では疲労で居眠りしている弟子たちのそばで、イエスがたったひとり「父よ、どうかこの杯をわたしから取りのけてください」って祈る場面です。
 こんな絵みたことありませんか?


 人間であるイエスの苦しみが告白される場面で、まるで処刑されるまえの死刑囚のような心境がこちらにもひしひしと伝わってきます。
 教会の説教では、ひとり祈るイエスとそのそばで眠りこけるダメな弟子たちという対比で、信者に「あなたもこの弟子たちのように眠りこけてはいませんか」なんてお説教されたりします。
 もうひとつ、これにつづくイエスの言葉「わたしが願うことではなく、御心に適うことが行なわれますように」というのから、神さまに従うことの大切さが説かれたりします。
 でも神さまの御心(みこころ)なんてだれにもわかりません。そんなことをあの熱心党のシモンさんがイエスに言ってましたよね。イエスはなんて答えてましたっけ?


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