ヨセフは告白します。自分が体制側にあっても、「この人のことは他人事には思えなかったのだ」って。だからイエスの説教を聴きに行ったというんです。マルコがイエスの追っかけだったのと似てます。ちょっと失礼して……
じつはわたしは一度、この人に訊ねてみたことがある。『貴方が神殿を批難する真意は何か』と。するとこの人は言った。『聴く前に自分で考えよ』と。そして、『聴くことのなかに答えはあるものだ』と。
ヨセフは「なるほどと思った」と書いてあります。たしかにそういうことってありますね。ヨセフは内心ではもう神殿体制が壊れかけていることを知ってたんです。
こういうことって歴史ではたびたびありますね。まえのシステムが古くなって、それを改革しなければならないことが。イエスはそういう時点に立ってものを言ってたんです。だから聞く耳がある人なら、イエスが正しいことを言ってるのがわかるんです。これっていまの政治にもいえそう。原発にしたって、戦争にしたって。こんなのもう止めましょう!
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