イエスは杭に架けられた状態で、時間が経過してゆきます。
ローマ兵がイエスの足の脛を槍の先でつっついても、もう反応しません。
イエスの命はもう尽きてしまいました。
マタイやルカの福音書ではこのとき神殿の幕が裂け、地震がおこってすごいことになりますが、小説では何も起こりません。でもこのほうがうそっぽくないし、不気味でミステリアスです。
それからここでおもしろいのは、ローマの隊長(百人隊長)が「これが神の子だ」と言っているところです。ふつう最初の信仰告白みたいに言われたりしますが、小説では隊長が言い放った皮肉とされています。だから祭司長たちが失笑したのでしょう。「ユダヤ王」というのもイエスをあざける言葉だったのですから、隊長の言葉もそうだったかもしれませんね。
それからここでおもしろいのは、ローマの隊長(百人隊長)が「これが神の子だ」と言っているところです。ふつう最初の信仰告白みたいに言われたりしますが、小説では隊長が言い放った皮肉とされています。だから祭司長たちが失笑したのでしょう。「ユダヤ王」というのもイエスをあざける言葉だったのですから、隊長の言葉もそうだったかもしれませんね。
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