いよいよ「王の道」から城門にさしかかったところで、マルコはマリハムとペトロの姿を見つけます。ふたりはそれぞれにイエスのなまえを呼びつづけてます。
マルコは、マリハムが「ラボニ、ラボニ」と呟いているのが、口の動きでわかった。ペトロは顔を引きつらせ「ヨーシュア、ヨーシュア」とイエスの名を呼びつづけていた。むせ返るような熱気のなかで、その光景がマルコの目に強く焼きついた……
ラボニもヨーシュアも二人がふだん使っている呼称でしょう。ひとは大事なときに、その人のなまえを呼びます。なまえって不思議です。きっとイエスはふたりの呼びかけを聞いたことでしょう。
ここで12節がおわり、13節に入ってゆきます。
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