12節です。
皇帝に送った嘆願書に期待を込めたヨハネたちですが、それもむなしく、園に師ヨハネの遺骸が送り付けられてきます。
弟子たちがヨハネの遺骸を埋葬する場面の描写は長くはありませんが印象的です。でもかれらにはヨハネの死を嘆く時間的な余裕がありません。すぐに対策会議が開かれます。
その冒頭でヨハネの遺骸の送り手がだれか詮索がおこなわれます。そこでかれらはその送り手がネシャートであるらしいことを突き止めます。でもかれらには時間がありません。早急の対策を迫られます。
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第2章について
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