2017年12月12日火曜日

師の最期を見届けることだ

 さて前からのつづきです。ペトロは処刑されるのがイエスの望みだという理由をみんなに説明します。それは「人の子として「一粒の種」になるためだというのです。「人の子」も「一粒の種」も、すでにイエスから聞いたことがあるのですが、まさかそれが死ぬことだったなんて!しかも本当に処刑されようとしているんです。OMGです。
 でもペトロはふんばって最後まで説明します。一粒の種のたとえは、種がいつか成長するということ。「師が一粒の種なら、おれたちは何だ?」そう問いかけます。みんな事態が深刻なことにようやく気づきます。「おれたちにいまできることは何か」という問いにペトロは「師の最期を見届けることだ」とこたえます。つづきはまた。
 

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