2017年12月7日木曜日

師よ、師よ


神殿の外に押し出されたペトロは、まだ途方にくれています。そのペトロの目にうつった光景は…… 

 眼下に、昇ったばかりの朝陽をうけて白く輝くエルサレムの街が見える。その向うの丘陵に、いまは総督官邸となっているヘロデ宮殿が眩しく光っている。
 だが、ペトロの目にはそれも虚飾に満ちた光景でしかなかった。ペトロの心のなかに罪悪感がこみ上げて来た。かれは何度も「師よ、師よ」とつぶやいた。


  私たちが暮らしている都会の風景も、こんなふうに見えることがあるかもしれませんね。

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